二月
節分
気を追い払うために、節分には古くから豆撒きの行事が執り行われている。豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願う。
七月
七夕
夕は、中国、台湾、日本、韓国、ベトナムなどにおける節供、節日の一つ。旧暦では7月7日の夜のことで、日本では、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的に行われている。短冊などを笹に飾る風習は、江戸時代から始まったもので、日本以外では見られない。
暮らしの中の年中行事
日本における年中行事は、四季の農作業にかかわる事柄や、
長い間の宮廷・貴族や武士の生活が、民衆の暮らしに取り入れられ、
しみこんでできあがったものが多い。